ポータルサイトとは、インターネット上の様々な情報やサービスを集約し、ユーザーが簡単にアクセスできるように整理したウェブサイトのことです。総合的なポータルサイトに加えて、業種別や地域別のポータルサイトも存在します。
かつては、Yahoo! JapanやLivedoorなどの総合ポータルサイト（水平検索）が主流でしたが、Googleのキーワード連動型検索の登場により、その存在意義は薄れてきました。現在、総合ポータルサイトで唯一勝ち残っているのがYahoo! Japanだと言えます。
一方、特定の業種に特化した情報を深く掘り下げる業種別ポータルサイト（垂直検索）は、現在でも大きな影響力を持っています。例えば、飲食店情報なら食べログやぐるなび、美容室ならホットペッパービューティー、結婚情報ならゼクシィ、法律関連なら弁護士ドットコムなどが挙げられます。
これらの業種別ポータルサイトは、Googleの検索結果の上位を占めることが多く、ユーザーがそれぞれの企業のウェブサイトに直接アクセスする必要性を減らしています。ポータルサイトでは情報の見せ方が統一されているため、ユーザーにとって比較が容易で便利だと言えます。
また、地域に特化した地域ポータルサイトも存在します。代表的なものとして、整体院や美容室などの情報を提供する駅前情報ステーションなどがあります。
企業がインターネット上で集客を行う際は、これらのポータルサイトを活用することが非常に重要です。自社のウェブサイトだけでなく、ポータルサイトにも情報を掲載し、ユーザーの目に留まる機会を増やすことが求められます。
