独自ドメインメールとプロバイダーメールについて解説します。
独自ドメインメールは、企業やサービスが取得したドメイン名を使用したメールアドレスです。例えば、トヨタ、SMBC、みずほ銀行などの企業名や、Facebook.com、instagram.com、価格.com、食べログなどのサービス名やサイト名がドメイン名に含まれることが多いです。独自ドメインを取得すると、管理画面からメールアドレスを自由に発行でき、ウイルスチェック機能やブラウザ上でメールを閲覧する機能なども利用できます。
一方、プロバイダーメールは、ソフトバンク、au、ドコモなどのスマートフォンキャリアや、ソネット、BIGLOBE、ニフティなどのインターネットサービスプロバイダー（ISP）が提供するメールサービスです。プロバイダーのサービスを利用している間は追加料金なしでメールが使えますが、サービスを解約すると基本的にはメールが使えなくなるというデメリットがあります。
過去には、メールを使うために専用ソフトをインストールする必要がありましたが、現在はGmailやYahooメールなどのブラウザ上でメールがチェックできるサービスが普及しています。スマートフォンユーザーは、キャリアが提供するメールアドレスを利用できますが、サービスを辞めると使えなくなるため、中立的なサービスを使うことが推奨されます。
独自ドメインメールは信頼性と独自性があり、プロバイダーメールは手軽に利用できるメリットがありますが、それぞれのデメリットも理解した上で適切に選択することが重要です。
