この動画では、インターネットの歴史について解説されています。
インターネットとWebは同じものだと思われがちですが、実はインターネットの方が先に誕生したとのこと。インターネットの原型は、1960年代に「アーパネット」または「アパネット」と呼ばれるものから始まりました。
アパネットが始まった理由については諸説ありますが、アメリカ軍が関与していたという説が有力です。核攻撃などでワシントンDCが壊滅した場合でも、ニューヨークやロサンゼルスなど他の都市に情報を分散させておくためだったようです。
また、アパネットはアメリカの4つの大学から始まったとも言われています。当時、研究者たちがアイデアを共有するには、長距離電話をかけるか、手紙を書いて郵送するしかありませんでした。しかし、それでは時間がかかりすぎてしまいます。
そこで、アパネットを使えば、瞬時に情報をやり取りできるようになります。今日のインターネットのように、メールやチャットツールを使って、リアルタイムにコミュニケーションを取ることができるようになったのです。
これにより、科学の発展やビジネスの進展が加速されることになりました。新しい発明や技術が生まれれば、すぐに世の中に広まるようになったのは、このアパネットから始まったインターネットが巨大なネットワークを構築したからだと言えます。