Webマーケティングを習得するのが難しい理由は、情報の幅が広すぎることと、変化が激しいことにあります。例えば、インスタグラムに関する本でも、著者によって言うことが違ったりするため、どれが正しいのか迷ってしまいます。また、SEOの世界では、「生き馬の目を抜く」ほど変化が速く、昨日まで正しかったことが今日には通用しなくなることもあります。
このような状況下では、Webマーケティングを勉強するのはストレスになります。決まったことがなく、その瞬間だけ通用する知識ばかりなのです。そのため、多くの人がWebマーケティングの学習や仕事を断念してしまいます。
さらに、Webマーケティングの世界には、知識のない人を騙して搾取する詐欺的な企業や個人も存在します。知識がないからこそ、高額な商品やサービスを売りつけられてしまうのです。この問題の根本的な原因は、積極的に学ぼうとしない人が多いことと、Webマーケティングが学びにくいことにあります。
本屋に行っても、自分に最適な本を見つけるのは難しいでしょう。読んでも実際に使えるものがないと感じる人が多いのです。つまり、Webマーケティングの全体像を学べる機会は非常に限られているのが現状なのです。
そのため、私は4冊のウェブマスター検定の本を作るのに、2年近くの時間をかけました。海外と国内の資料を集めるだけでも半年以上かかったのです。このように、Webマーケティングを真剣に学ぼうとすると、かなりの努力が必要になります。
しかし、少しでも油断したり無知でいると、簡単に騙されてお金を失ってしまいます。私自身も、イオン銀行からの詐欺メールに引っかかりそうになったことがあります。テクノロジーやWebの世界は怖いものですが、だからこそ知識を持つことが大切なのです。
