ウェブマスター3級動画の要約

【3級 動画18】ウェブページを動かすプログラミングの種類

ウェブサイト制作の流れにおけるステップ10は、プログラミングです。プログラミング言語は、複雑な計算やタスクを自動化・制御するための言語であり、ウェブページに動きを与えるために必要不可欠です。

ウェブページは、作り手が事前に準備したものだけが表示され、動作します。HTMLで骨組みを作り、CSSで美しさを与え、最後にプログラムが動きを与えます。プログラムには、クライアントサイドとサーバーサイドの2種類があります。

クライアントサイドのプログラムは、主にJavaScriptで作られ、ユーザーのデバイス上で実行されます。ネット接続を切断しても動作するため、パソコンの中だけで完結します。一方、サーバーサイドのプログラムは、サーバー上で動作し、通信を通じてユーザーのデバイスに送られます。

プログラムの実行には、簡単で軽いものと、複雑で重いものがあります。JavaScriptで作るものは、軽い動作に適しています。例えば、マウスオーバーでドロップダウンメニューを表示するような動作は、JavaScriptで実行できます。これは、起きる動作が1種類しかないため、軽いプログラムで十分な規模のタスクです。

一方、複雑な動作や大量のデータを処理する場合は、サーバーサイドのプログラムが必要になります。例えば、ユーザー登録やショッピングカートの機能など、データベースとの連携が必要な場合は、サーバーサイドのプログラムが使われます。

クライアントサイドとサーバーサイドのプログラムを適切に使い分けることで、ウェブページに必要な動きを効率的に実装することができます。プログラミングは、HTMLとCSSと並んで、ウェブサイト制作に欠かせない要素なのです。

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