この動画では、Windows環境で使えるセキュリティ性の高いFTPクライアントソフトについて紹介しています。
まず、最も有名なFTPソフトとして「FFFTP」が挙げられますが、さらにセキュリティ面で優れているソフトとして「WinSCP」が紹介されています。動画の制作者は、以前はWinSCPを使っていませんでしたが、AmazonのクラウドサービスであるAWSを利用するようになったことをきっかけに、WinSCPを使い始めたそうです。
クラウドサービスとは、レンタルサーバーとは異なり、無数のサーバーがある場所で、容量を無限に拡張できるようなサービスのことを指します。レンタルサーバーでは容量に制限があり、それを超えるとアップグレードや引っ越しが必要になりますが、クラウドサービスではそういった手間やコストがかかりません。
WinSCPの大きな利点は、公開鍵を使用してセキュリティを強化できる点です。FFFTPなどでは、FTPのホスト名、ユーザー名、パスワードが漏れてしまうと、悪意のあるユーザーにハッキングされる可能性があります。しかし、WinSCPでは、AWSが発行した特殊なファイル(公開鍵)を自分のパソコンにダウンロードし、それを参照しない限りアクセスできないため、セキュリティが大幅に向上します。
動画の制作者は、この公開鍵を使用することで、自分のサイトを安心して運営できていると述べています。100%無敵ではないものの、相当な実力のあるハッカーでない限り、ハッキングは難しいはずだと説明しています。
セキュリティを重視する人は、WinSCPのような公開鍵を使用できるFTPクライアントソフトを検討してみるのも良いかもしれません。