この動画は、インターネットの応用技術の3つ目であるFTP(File Transfer Protocol)について解説しています。
FTPは、ファイルを転送するための通信規約(プロトコル)です。遠隔地にいるユーザー同士が、ファイルをやり取りする際に使われます。例えば、支店の社員が作成したファイルを本社に送る場合などに活用されます。
FTPの仕組みは、送信側のパソコンにFTPクライアントソフトをインストールし、ファイルをドラッグ&ドロップすると、インターネットを経由して受信側のFTPサーバーに転送されます。受信側のユーザーは、FTPサーバーにアクセスしてファイルをダウンロードできます。
FTPの利点は、遠隔地へのファイル転送に加え、ウェブサイトのファイルも転送できることです。つまり、FTPを使ってウェブサイトの更新ができるのです。ウェブサイト管理者にとって、FTPは重要なツールだと言えます。
動画の制作者は、過去にFTPを使ってウェブサイトを公開した際、テキストファイルと画像ファイルの転送モードの違いに苦労した経験を語っています。当時は周囲にアドバイスをくれる人がおらず、独学で問題を解決したそうです。
こうした経験から、インターネットの基本的な仕組みや通信の知識を身につけることの重要性を訴えています。途中で挫折せずに、インターネットを活用してサービスや商品を提供する側に立つことが大切だと強調しています。
単にユーザーとしてインターネットを消費するだけでは、提供者との差は縮まらないと指摘。だからこそ、この講座を通じてインターネットの原理原則を学んでほしいと締めくくっています。